子どもが生まれると、親や祖父母はその子の誕生祝や節句などに色々買ってあげたくなるものですよね。
男の子だったら破魔弓や兜、女の子だったら羽子板飾りや雛人形がすぐに思い浮かびます。
その子がこれから健康に元気に成長しますように、という願いを込めて購入する大切なものです。
そうした品物は人形店や有名デパートなどで購入すると言うイメージがあったのですが、先日職場の家電量販店でなんとその羽子板飾りに関する問い合わせを受けてビックリしたということがあります。
よろず屋と化している家電量販店も多いけれど…
確かに現在の家電量販店の多くは、こんなものまで売っているの、とつい口に出しそうになるような品物まで扱っています。
家電製品を販売しているのはもちろんですが、それ以外にもお菓子やインスタント食品、飲料などの食料品、洗剤や柔軟剤などの日用品や化粧品、子どものおもちゃ類や書籍も豊富に取り扱っている店も少なくありません。
もはやこうなると家電量販店というより、よろず屋と化していると言っても過言ではないでしょう。
家電量販店に行けば何でも揃う、というイメージを持たれるのもそう遠くないかもしれません。
その様な現状からすると、羽子板飾りも扱っているのではないかと思われた人がいてもおかしくはないと、その後思い始めました。
問い合わせてきた人は、コンパクトな羽子板飾りを探しているとおっしゃっていましたが、なるほど、家電量販店ならば人形店や有名デパートには無い、コンパクトな羽子板飾りがあると思ってしまうのもうなずけます。
羽子板飾りを売るのもアリかも
羽子板飾りの問い合わせを受けた時は、何で家電量販店に問い合わせをしてくるのかと不思議に思いましたが、子どものおもちゃもたくさん扱っている現状からすると、別におかしくもありません。
むしろ羽子板飾りを売るのも良いんじゃないかとさえ思ってきました。
人形店や有名デパートでは扱わないコンパクトで、比較的安価で手の出しやすいものならば、それなりに需要もあるのではないでしょうか。
身近な家電量販店でそうした品を扱ってくれると買いやすくて助かるという人もいると思います。
羽子板飾りだけではなく、破魔弓や兜、ひな人形まで扱えばそれなりに売れるはずです。
現代は核家族化が進んで家の居住面積も限られている場合が多く、そうした子どものお祝いの品に関しても出来るだけコンパクトなものが好まれているとよく聞きます。
そうした要望に特化したものをおもちゃ売り場に併設してみても良いんじゃないかと、問い合わせの電話を受けた後考え込んでしまいました。